ナンピンくん ナンピンくん

また失格だ。もう3回連続…。ねえ、どうすればプロップに合格できるの?手法を教えてよ!スキャル?デイトレ?スイング?順張り?逆張り?ダウ理論?ボリンジャーバンド?

シバケン シバケン

手法探しの旅は、ここで終わりにしよう。手法なんて、なんでもいい。

ナンピンくん ナンピンくん

・・・え??手法がなんでもいいって、どういうこと??

シバケン シバケン

勝ち方は人それぞれだ。でも、負け方はみんな同じ。だから、この記事で伝えることは、たった一つ。

守るべきルールは、たった一つ。
1日の損失が −1% に達したら、その日は終了。

手法はなんでもいい。でも、この線だけは絶対に越えない。プロップの合否を分けているのは、手法じゃなくてこれだ。なぜそれだけでいいのか、これから説明する。


① 一番危険なのは、「取り返したい」という気持ち

損切りは、思っている以上にストレスがかかる。目の前で自分の資金が減っていくんだから、当然だ。でも、このストレスこそが最大の落とし穴になる。FXで9割以上の人が勝てずに退場していく——その理由の大半は、ここに詰まっている。

シバケン シバケン

損切りした瞬間、人は「すぐに取り返したい」と思ってしまう。この気持ちが出た時点で、もう冷静なトレードはできないんだ。

−1%を取り返そうと、またポジションを取る。外す。負けは−2%だ。
今度はその−2%を取り返すために、ロットを2倍にする。外して、一気に−4%。
ここまで来ると、日次ドローダウンはもう目前。「あぁ、もうどうにでもなれ」——冷静さなんて、とっくにどこかへ消えている。

「取り返し」で1日の損失はこう膨らむ 0% 日次ドローダウン −5%(ここで失格) ×2 ×2 ×2 −1% 最初の負け −2% 取り返す→外す −4% ロット2倍→外す −8% もうどうにでもなれ → 失格
ナンピンくん ナンピンくん

うっ…それ、毎回やってるやつだ…。

身に覚えのある人は、多いと思う。しかもタチが悪いことに、この「取り返し」で本当に取り返せてしまった経験がある人も、少なくない。だから、やめられない。FXがギャンブルと呼ばれるのは、まさにこれが理由だ。

でも、冷静に考えればわかる。こんなトレードを続けていたら、たとえ何度か取り返せても、いつか必ず退場する。頭では、誰だってわかっているはずなんだ。

積み上げた利益も、払ったチャレンジ費用も、費やした時間も、ラインを越えた瞬間にまとめてゼロ。落ちる人は「勝てなかった」んじゃない。「取り返そうとして、飛ばした」んだ。


② だから、1%負けたらチャートを閉じる

やることは一個だけ。その日の負けが−1%で確定したら、チャートを閉じる。新規は一切打たない。明日また、残高もメンタルも0から始める。

シバケン シバケン

取り返したい気持ちは、ボクも痛いほどわかる。でも、今日かならず勝たなきゃいけない理由なんて、どこにもないんだ。

プロップは一日の大会じゃない。1ヶ月後、2ヶ月後に +10% になっていれば、それで合格だ。時間を味方につけられることこそ、プロップ最大の武器なんだから。

今日の−1%は、負けじゃない。明日また戦うための、ただの撤退だ。


③ 意志じゃなく、仕組みで守る

とはいえ、人間は感情の生き物だ。「取り返したい」を意志の力だけで抑え込むのは、並大抵じゃない。だから、意志に頼らない。仕組みにする。

「−1%で閉じる」3ステップ

  1. 1日の損失が −1% に到達
  2. チャートを閉じる(=もう打てない)
  3. 明日、残高もメンタルも0から

これを、考えなくても手が動くレベルまで習慣化する。閉じてしまえば、もう打てない。感情が暴れ出す前に、物理的に土俵を降りる。

シバケン シバケン

我慢はいつか切れる。でも、仕組みは切れない。

この「−1%で閉じる」を習慣にできた人間だけが、プロップで大金を掴む。手法の良し悪しは、ぜんぶその後の話だ。


④ ルールが多いと守れない

正直に白状すると、ボクも前は、守るべきルールをいくつも並べていた。

  • エントリー条件
  • 損切り・利確の位置
  • ロット管理
  • トレードする時間帯
  • 取引する通貨ペア

だけど、1週間と守れない(笑)守れないルールなんて、あっても意味がない。

シバケン シバケン

守るものが多いと、人は必ず「今日はこの1個くらい、まあいっか」となる。そして、サボった日にきっちり飛ばすんだ。ルールがいくつもあるのは、実質、何も守っていないのと同じだよ。

だから、一旦ぜんぶ捨てた。そして残したのは、たった一つ。「1日 −1%まで」。これだけは絶対に守ると決めた。
そうしたら不思議なもので、理想的なトレードが自然とできるようになっていった。

もちろん、最初からうまくいったわけじゃない。やっぱり取り返しにいってしまう日もあったし、そのあとで猛烈に後悔した。その繰り返しだ。
それでも続けているうちに——今では、1%負けたら自然にチャートを閉じられるようになった。


⑤ まとめ

ナンピンくん ナンピンくん

手法を探し回るのをやめて、まず「−1%で閉じる」だけ、習慣にしてみるよ。

守るルールは一つ。1日−1%で、その日を終える。取り返しに行かない。今日勝つ必要はない、1〜2ヶ月で+10%あればいい。それを意志じゃなく仕組みで守れた人が、プロップで勝つ。手法は、そのあとで好きなだけ磨けばいい。

ルールは1個でいい。
今日の1トレードから「−1%で終了」だけ、守ってみてほしい。