ゴールドで1日1トレード|プロップファームを抜けるための手法を全部公開する
シバケンさん、勝ってる人の手法って、もっと複雑なんじゃ…?インジケーターとか、いっぱい入れてます?
逆だよ。シンプルなほど、勝ちやすい。僕がやってることは、正直これから話すだけ。ラインを引いて、方向を決めて、飛び乗らずに待つ。それだけだ。
ちなみに僕が触っているのは、ゴールド(XAU/USD)一本だ。通貨ペアをいくつも見る器用さは、僕にはなかった。
インジケーターも、入れてるのはボリンジャーバンドだけ。あとは自分でラインを引く。それだけだ。
先に言っておくと、これはあくまで”僕の”やり方だ。性格も、チャートを見られる生活時間も、人それぞれ違う。だから、あなたにはあなたのトレードがあっていい。
ただし、たった一つだけ、全員に共通する絶対ルールがある。それは記事の最後で話す。
僕の手法、全体像
やることは、この順番だけ。
順番に見ていく。
① 4時間足 ―― 方向感をつかむ
まず4時間足に、トレンドラインと水平ラインを引く。
目的はシンプルで、
- 今、意識されているラインはどこか
- 相場全体の方向感は上か下か
これを把握するだけだ。細かいことはここでは決めない。地図を広げるイメージでいい。
② 1時間足 ―― ここが主役
僕が一番見ているのは、ゴールドの1時間足だ。
4時間足でつかんだ方向感をもとに、ここでトレードシナリオを組んで、エントリーする方向を決める。
シナリオを組むときに使うのは、2つだけだ。ダウ理論と、ボリンジャーバンド。
ダウ理論で、今の流れが上なのか下なのかを確かめる。高値と安値が切り上がっているなら上、切り下がっているなら下。方向はこれで決まる。
次に、じゃあどこで入るか。候補になるのは、だいたいこのあたりだ。
- ボリンジャーバンドのミドルライン
- 前回の高値、前回の安値
そのときの形を見て、どこを使うか決める。毎回同じ場所じゃない。
大事なのは「ぴったり当てる」ことじゃなくて、入る前に”だいたいこのへん”を決めておくことだ。ざっくりでいい。決めてさえあれば、1分足を見ながら迷わずに済む。
「今日は買い目線でいく」「このライン付近で反発したら入る」――こういう筋書きを、エントリー前に1本決めておく。ここが決まっていないと、1分足を見ても迷うだけになる。
それと、決めたシナリオ通りに来なかったときの話をしておく。
答えはシンプルだ。エントリーしない。それだけ。
途中でシナリオを組み直したり、別の入り口を探したりはしない。探し始めた時点で、それは「入りたいから理由をつけてる」だけになるからだ。
来なければ、その日はノートレード。それでいい。
③ 1分足 ―― 飛び乗らない。押し目の反転を待つ
方向を決めたら、1分足に貼りつく。ここで一番大事なのがこれだ。
基本的に、そのまま上がったり下がったりしたら、
エントリーしない。
動いてる方向に飛び乗らない、ということ。やることは逆で、エントリー方向へ一度”押し目”が来て、そこから反転するのを待って入る。
えっ、上がると思ったのに、下がるのを待つんですか?
そう。上がると思ってるなら、一回下げて、また上げ始めた瞬間を狙う。飛び乗ると高値づかみで狩られる。待って入ると、ムダな負けが減る――これだけで勝率はちょっと変わるんだ。
その”また上げ始めた”って、どう判断してるんですか?
正直に言うと、ここは一つの型に決めてない。
一番分かりやすいのは、ボリンジャーバンドが反転して、上限にタッチしてからミドルまで戻ってきたとき。これは狙いやすい。
ローソク足の形だけで入ることもある。
それと、1時間足で決めたエントリー位置がどれくらい強いかでも、入り方が変わる。
どちらにしても、やっていることは同じだ。押し目が来るのを待っている。指値は「待ち方の違い」であって、伸びていく方に成行で飛び乗るのとは、まったく別物だ。
……結局、慣れってことですか?
そうだね。ここだけは裁量だ。数字で全部は決められない。
だから最初は、無理に入らなくていい。分からなかったら、その日は見送る。見送っても、1%は減らないんだから。
④ トレード時間 ―― 22時〜24時に、1回だけ
僕はトレードする時間も決めている。22時〜24時。この間にワントレードが理想だ。
これにも理由がある。早い時間にエントリーして損切りしてしまうと、どうしても「取り返したい」気持ちが出てくる。そしてムダなトレードを重ねて、1日を壊す。
時間を絞れば、その”取り返し”の余地そのものがなくなる。1回で終わらせるから、頭が冷えたまま1日を終えられる。
⑤ 損切りと利確 ―― 入る前に、もう決まっている
入る場所の話をしてきたけど、実は同じくらい大事なのが「出る場所」だ。
僕は最初から決めている。
固定だ。相場を見て変えることはしない。
なぜかというと、入ってから決めようとすると、必ず「もうちょっと」が出てくるからだ。もうちょっと戻るかも、もうちょっと伸びるかも。この”もうちょっと”が、1日の負けを1%どころじゃなくする。
それと、金曜日は基本トレードしない。週末をまたぐリスクを取る理由が、僕にはないからだ。
なぜ、この形なのか
ここまで読んで、気づいたかもしれない。
4時間足も、1時間足も、押し目待ちも、22時〜24時のワントレードも、−0.8%の損切りも――全部、たった一つのことを守るための仕組みなんだ。
とにかく、1日の負けが1%を超えない。
▶ なぜ1%なのか、詳しくはこちら:
「プロップファームに合格するためのたった一つのルール|1日損切り1%」
これさえ守れれば、プロップでは生き残れる。ゴールドはよく動く。動くということは、守り方を決めていない人から順に飛ばされるということでもある。
僕のトレードスタイルは、この1%を守るために組み上げたもの、と言っても過言じゃない。
だからもう一度言う。手法は人それぞれでいい。でも、1%だけは全員共通。ここだけは、どんなやり方でも絶対に譲っちゃいけない。
まとめ
- 銘柄――ゴールド(XAU/USD)一本。インジケーターはボリンジャーバンドだけ
- 4時間足――ライン(トレンド+水平)で方向感をつかむ
- 1時間足――ダウ理論とBBでシナリオを組む。BBミドルや前回高安値でエントリー位置をざっと決めておく(ここが主役)
- 1分足――飛び乗らない。BBで押し目からの反転を確認して入る(ここは裁量)
- 入らない判断――シナリオ通りに来なければノートレード。見送っても1%は減らない
- 時間――22時〜24時に1トレードだけ(取り返しを封じる)
- 損切り・利確――−0.8% / +1% で固定。入る前に決めておく
- 全部、1日1%を超えないための仕組み
思ったより、ぜんぜんシンプルでした…!
だろ?複雑さは、勝率を上げてくれない。シンプルに、1%を守る。それだけだ。
この手法の心臓は、結局”1%”にある。手法より先に、これを読んでほしい。
▶ 「プロップファームに合格するためのたった一つのルール|1日損切り1%」
▶ この手法で実際にやったトレードの記録は、こちらで毎日更新しています。
※本記事は個人の手法の紹介であり、投資助言ではありません。トレードは自己責任でお願いします。